陶ISM2010イベント概要(クリック↑)


陶ISM2010イベントレポート(クリック↑)

●2008年、二階堂明弘実行委員長 陶ISMの原案を構想する。
同年11月、二階堂が栗谷(サイト管理人)に「若手を全国から大勢集めた、何か意味のある大展示会をやりたい」と話をもちかけ、それが最初の種となる。

●2009年に入り、スタッフ集めも本格化していく。
また一人、また一人と賛同していく人が増え、中には話し合いの過程で離れていく人も。
時には公民館、時には二階堂宅でなんども話し合いの場がもたれ、議論の中でだんだんと現在の陶ISMの形が出来上がってくる。
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●当初「Field of free」というタイトルだったのが、会議の末、現在の「陶ISM-Field of free 若手陶芸展2010」に決まり、さらに紆余曲折を経て会場、会期も決定。
スタッフそれぞれが自分の仕事と並行して準備をすすめる。

●2009年10月、WebSiteの立ち上げと同時に申し込み開始。
果たして人は集まるのか??という不安を見事に裏切る申し込みの多さに急きょ特設の会場を増設する事にまでなる。
予定してた1月いっぱいの申し込み機嫌を待たずして参加作家の申し込みは締め切り。
最終人数85人に確定。

協賛業者の数も増え会期前には49店(社)になっていた。

前日準備風景(動画)

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早朝5:30

●前夜から強まってきた風がまるで台風のように激しくなり、さらには明け方には雨まで降ってきて、よもや開催中止か!?と心配してしまうような悪天候のスタート。

●6時集合予定のスタッフも天気を心配して5時過ぎくらいから会場に集まってくる。

●この天候をどうするか、とりあえず臨時のスタッフ会議。
二階堂実行委員長の気転により、急きょスタッフの配置、受付場所など、大幅なシフトの変更を行い、7:00の受付、搬入開始に備える。

7:00~受付、搬入開始

●次第に雨風もおさまってくるも、雨の中の受付開始。
予想以上の悪天候と突然のシフト変更におそらくスタッフ全員が緊張の中、参加作家を待っていたのではないだろうか。

●7:00とほぼ同時ぐらいに最初の参加作家到着すると、その後も次々とテンポよく到着。

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悪天候による交通機関の乱れで遅れる作家が数名いたものの、心配していた混乱も全く無く、驚くほどスムーズに申し込み、搬入が終了した。
今思い返しても、ありえないぐらい奇跡的な手際のよい受付~搬入の流れだった。
やってた本人がびっくりでございました。
直前のシフト変更と参加作家がこれまた奇跡的に程よい間隔で到着、受付してくれたことが結果的に良かったのでは?と筆者は勝手に思っている。

●到着、受付を済ました作家は各自展示開始。
徐々に空っぽだった空間がイベント会場に仕上がっていく。

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11:30 実行委員長挨拶

●実際にご覧下さい(動画)↓
※パチパチ鳴っている音は囲炉裏の火の音です。
結構大きな音ですよね・・・。

12:00 初日スタート

●心配していた天気も開場時にはからりと晴れ渡り、無事陶ISM2010は幕開けを迎えた。IMG_5398_R.JPG

●最初、受付がうまく機能していない一面やスタッフが多少バタバタしていたが、開場前からすでに訪れている一般客の方もいて、なかなかの好スタートを切る。

●お昼すぎには本会場は作家の数が多いこともあるが、予想以上に人であふれかえっていて、結構な熱気につつまれていた。
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実際の会場の様子(動画)(※素材が少なかったので、簡素なものですみません・・。)


●予定していたお茶会サロン・楽焼も行われ、初日は何事もなく無事終了。

IMG_0165_R.JPGお茶会サロンIMG_0318_R.JPG楽焼IMG_0317_R.JPG楽焼

19:00 交流会~パネルディスカッション

●日も暮れ、今回の料理を担当してしていただいた栃木県鹿沼市の「アンリロ」さんの準備も整い、19:00、ようやく交流会がスタート。
アンリロさんの料理は本当にどれもすばらしく、参加関係者も大満足の様子だった。
アンリロさん、本当にありがとうございました!!

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19:30~パネルディスカッション

●交流会が始まり、みなさん一通り食べものを食べたあたりで、パネルディスカッションがおこなわれる。
このパネルディスカッションもある意味新しい試みとして参加関係者一同、楽しみにしていたのではないだろうか?
IMG_0259_R.JPGIMG_0260_R.JPGパネルディスカッション・聴衆_R.jpg




●パネラー、コーディネーターの紹介
それぞれ立場や目線のちがうギャラリーやショップの方々が『何故、陶を扱おうと思ったのか?これからの若手陶芸家に何を望むのか?』を自らの主観で語るパネルディスカッション
コーディネーター

一品更屋
アートイベントなども企画し、ウェブにて独自の視点から選びだした陶磁器なども販売する、詫数奇ユニット(http://sara-ya.com/

パネラー

IMG_0261_R.JPG伊藤克巳(たち吉)
老舗陶磁器販売店の中にいて、漫画・陶芸コラボレーション企画『へうげもの展』等をプロデュース。若手陶芸家の発掘、育成に力を注ぐ
IMG_0262_R.JPG佐藤謙心(うつわ謙心)
雑誌の写真などに使う、うつわをレンタルする会社を経て、三十代の若さで南青山にて陶磁器のギャラリーをオープンしたチャレンジャー
IMG_0263_R.JPG塚本倫行(陶庫)
陶の里 益子にて不動の存在のギャラリー。長年、産地や作家達を見つめ続けてきた視点から、未来に向けて何を語るのか?
IMG_0264_R.JPG日野明子
うつわ手帖著。店舗を持たず自らの足で作品を見出だし、展示プロデュースなども行う、たった一人の卸し売り業。

2時間近くにもおよんだパネルディスカッション。
普段は聞くことの少ないギャラリーやショップの方々の本音を垣間見た気がして、とても参考になるものだった。

※内容に関しては割愛させていただきます。ご了承下さい。

そして、交流会は続き、夜は更けていく・・・。
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11:00 二日目スタート

●この日もたくさんの一般来場者が会場を訪れる。

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お昼すぎには特設の駐車場が満車になる状態もしばしばで担当スタッフは汗を流しながら交通整理にあたっていた。

15:00 日程終了

●もともと開催時間は短めだったとはいえ、本当にあっという間の2日間。
搬入同様、搬出もスムーズに進み、参加作家はそれぞれ帰路についた。

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●筆者の主観ではあるが、搬出時参加作家もスタッフも疲れきった顔ではなく、皆笑顔で再開を約束しながら手を振って別れていった。
会期中行ったアンケートや終了後参加関係者からいただいたメールからは、鋭い指摘もありつつもどれも好意的な意見ばかりをいただき、本当にやってよかったとスタッフ一同、何事もなくやりきった充実感を味わうことができた。

もちろん、反省点は多数あり、今後改善すべき点は改善してまた次回の開催へ。
スタッフ一同気持ちを新たにがんばるつもりである。

だが、完全自主運営、初めての開催にも関わらず、

参加作家85名 協賛業者49店(社)
当日来場者(一般)約500人、当日来場企業(協賛店以外を含む)43社
参加費のみでの運営予算も一切破綻させることなく会期を終了出来たことは、
第一回目の開催としてはまずまずの成果だったのではないかと思っている。

なにより、先程の繰り返しになるが、会期中参加関係者が終始笑顔で楽しそうにしていたことが何よりの成功の証。
筆者もスタッフとして、それなりに準備は大変だったが、自然に、そしてまた素直に次を考えることが出来るのも今回が良い感触だった証拠ではないかと思う。

最後に、今回直接な参加という立場ではなかったにしろ、いろいろな形で応援、協力していただいた方々、並びに会場を快く提供してくれ、いつも応援してくれた益子陶芸倶楽部・民宿古木のオーナー、古木良一氏にスタッフ一同、心からお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。(スタッフ一同)

今回参加・協賛していただいた参加作家・協賛店の皆様、そして全国にまだたくさんいるであろう、これからの若手作家の皆様、業者の皆様、
陶ISMはまだまだ続きます。
今後もどうぞご期待下さい。

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筆者:栗谷昌克(サイト管理人)

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渡部智鶴(秋田県)
鈴木由香(宮城県)
武田聖(栃木県)
中園晋作(栃木県)
矢口桂司(栃木県)
伊佐名美子(益子)
伊藤剛俊(益子)
大塚温子(益子)
勝田恭司(益子)
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kei(笠間)
鈴木美汐(笠間)
船串篤司(笠間)
松本良太(笠間)
佐野はるか(茨城県)
はなクラフト(茨城県)
林さとみ (茨城県)
福島誠 (茨城県)
山口陽子(茨城県)
勝村顕飛(埼玉県)
鈴木陽子(千葉県)
明石拓馬(東京都)
北川チカ(東京都)
シマムラヒカリ(東京都)
水垣千悦(東京都)
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安江かえで(神奈川県)
神津幸浩(神奈川県)
小川佳子(神奈川県)
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すずきたもつ(神奈川県)
黒部駒子(神奈川県)
澤岡織里部(神奈川県)
前田直紀(静岡県)
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兼行 誠吾(長野県)
佐藤恵一(石川県)
伊藤千穂(瀬戸)
加藤貴也(多治見)
槇原太郎(多治見)
村上祐仁(多治見)
安達 健 (岐阜県)
服部竜也(岐阜県)
馬川祐輔(岐阜県)
秋永邦洋(兵庫県)
伊藤友紀(常滑)
栢野紀文(常滑)
澤田よしえ(常滑)
吉川友野(常滑)
レイモンド・マリ・プルーン(常滑)
安永正臣(伊賀)
岡井翼(三重県)
苫米地正樹(三重県)
原泰介(三重県)
木林由佳(大阪府)
金理有 (大阪府)
篠崎裕美子 (大阪府)
田中雅文 (大阪府)
八田亨(大阪府)
山本佳絵 (大阪府)
宮原靖徳(福岡県)
中島博之(宮崎県)
金亨 俊(韓国)
洪性元(韓国)
李相美(韓国)
李在原(韓国)
●スタッフ兼参加
井上塁(笠間/会場主任)
今井梨絵(益子)
栗谷昌克(益子/事務局長)
近藤賢(益子)
庄司千晶(益子/交流会幹事)
高坂千春(益子)
田村一(益子/交流会幹事)
寺村光輔(益子/会計)
遠野秀子(益子)
豊田雅代(益子)
二階堂明弘(益子/実行委員長)
本巣秀一(益子/会場)
森田公亮(笠間/記録)
吉田丈(益子/会場)

以上、85名

東北
晩翠画廊
ギャラリー克泉
うつわ茜

関東
ギャラリーFUURO
CONTRASTO GALLERIA
うつわ謙心
麻布十番ギャラリー
gallery ten
なか玄アート
ハーブや
たちばな
石の蔵
井中居
hotsumi GALLERY
益古時計
GALLERY ヌーベル
燈々庵
やまに大塚
株式会社山口陶器店
陶庫
ギャルリーワッツ
株式会社つかもと
直や
hibi
野田耕一編集デザイン工房
回廊ギャラリー門
Gallery Yamamoto
くらしの知恵と道具 jokogumo
gallery a
ACギャラリー
KAURI(か・う・り)
Kyohan6gallery
Gallery花香町
株式会社ふた葉

中部
司電気炉製作所

近畿
たち吉本店
アートサロン山木
ギャラリー米田

沖縄
せいかつ道具屋WOMB

ネット・メディアほか
一品更屋
酒器道楽
陶工房
益子.やちむん.tv
へうげもの
達人達
スタジオ木瓜
陶業時報
アンリロ
ゾーファンチィ
pain de musha musha and coffee

以上、49店(社)
各企業の詳細はサイト本編のGallery/Shopをご覧下さい。